文化庁は、外国人が生活場面に応じた日本語を学習できるICTを活用した教材を開発・提供しています。
「生活者としての外国人」のための日本語教室空白地域解消推進事業の一環として、日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」を運営していますので、ご紹介いたします。
日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」とは
「つながるひろがる にほんごでのくらし」URL
https://tsunagarujp.bunka.go.jp/
内容(サイトの特徴)
我が国で生活する外国人が円滑な生活を送るために、買い物や役所等の生活の場面に特化した日本語学習ができるように作られた自学自習のための学習用サイトです。動画を中心とした構成となっており、実際の生活でどのような日本語が使われるのか、動画を見ることを通じて学ぶことができ、同時に生活に関係する知識についても知ることができます。また、レベルが三つに分けられ、学びたい場面や自分の日本語能力に合ったレベルを選択できるようになっています。
また、地域の日本語教室等での学習教材としても活用可能です。
対象
国内に在住する外国人等
提供言語
10言語(英語、中国語(簡体字)、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、インドネシア語、フィリピノ語、ネパール語、クメール(カンボジア)語、日本語)
利用者の声
- このサイトには日常生活でよく出会うシーンにおける会話がたくさんあり、状況に応じた会話を学ぶことができるので便利である。
- 動画には、日本語と外国語、ローマ字の字幕があるため分かりやすく、それらを選択できるので自分の能力に合わせて学習ができる。
- 動画を通じて日本語を聞くことができ、「聞く」能力を向上させることができる。
- 言葉だけでなく、日本での生活で遭遇する多くのシチュエーションやその状況での対処法を学ぶことができ、文化・習慣等の理解にもつながる。