【フィリピン・POLO申請】DOLE・POEA

DOLE

略称
・DOLE(ドール / ドーレ)
正式名称
・Department Of Labor and Employment
概要
・フィリピン労働雇用省

  • DOLEは、立場の弱い労働者の保護を目的として、雇用に関するガイドラインの発効や規制を行なっている政府機関です。

所在地

  • Department of Labor and Employment (DOLE) Building, Muralla Wing cor. General Luna St., Intramuros, Manila, 1002, Philippines

公式サイト|WEB

POEA

略称
・POEA(ピーオーイーエー)
正式名称
・Philippine Overseas Employment Administration
概要
・フィリピン海外雇用庁

  • POEAは、海外就労斡旋業者へのライセンスの付与や就労者の出国支援など、主に就労先への送り出しに関する業務を行っています。
  • 1982年に労働雇用省の管轄下として設立され、海外労働者を管轄するための主要機関としての役割を担っています。業務内容は多岐に渡っていますが、主となるのは日本でいうところの「国際版ハローワーク」のような役割です。一般に海外出稼ぎを希望する人々は、POEAのウェブサイトを見て出稼ぎに行く国・職業・斡旋業者などが掲載されている求人情報を確認した上で応募します。斡旋業者が入るようになったのは1980年代のことです。それ以前は政府機関による斡旋が行われていましたが、海外に向かう労働者が増えるにつれて民間の斡旋業者が入るようになりました。斡旋業者の管理・監督も海外雇用庁の大切な業務です。
  • フィリピン政府は、GDPの約1割に相当する金額をフィリピン国内に送金する在外フィリピン人を手厚く保護しています。
    フィリピンでは、労働雇用省(DOLE)傘下の海外雇用庁(POEA)、海外労働者福祉局(OWWA)、国際労働局(ILAB)、大統領府傘下の海外移住委員会(CFO)、外務省など、複数の省庁・機関がフィリピン人による海外労働に関する許認可権限を持っていますが、その中でも中心的な役割を果たしているのがPOEAです。
    POEAは、海外で就労するフィリピン人の管理や、フィリピン人を海外に送り出すエージェント(送出し機関)に対する許認可権限を有する、DOLE所管の政府機関です。したがって、全ての送り出し機関はPOEAから認定を受け、ライセンスの交付を受ける必要があります。POEAはさらに、フィリピン人の送り出し相手国の政府と連携して、フィリピン人の就労制度の運用やフィリピン人の保護を行い、それらに関する両国間の協議に際して、フィリピン政府側の窓口となります。例えば、日本で2019年4月に改正された入管法に基づいて新しくつくられた在留資格「特定技能」に関する日比両政府間の連絡窓口は、日本の出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課およびPOEAと定められています。

POEAの主な支援内容

  1. 海外渡航前のオリエンテーションセミナーの開催
  2. 海外の労働市場や就労可能な職種、待遇などの情報提供
  3. 海外雇用者がフィリピン人労働者に対して違法行為や契約違反を行った場合の対応、訴訟費用などの支援
  4. NGOや労働者団体とのネットワーク構築支援
  5. 帰国時の各種支援

所在地

  • Blas F. Ople Building Ortigas Avenue corner EDSA, Mandaluyong City, 1550

連絡先

TEL
+632-8722-1144
+632-8722-1155
E-MAIL
info@poea.gov.ph

公式サイト|WEB

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