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[用語解説]PDOS

MWO申請|頻出用語の解説

POINT正式名称(英語)
Pre-Departure Orientation Seminar
正式名称(日本語)
出国前オリエンテーション
読み方
PDOS

ピードス

概要

フィリピン人が就労を目的としてフィリピンを出国する場合、PDOSとよばれる出国前オリエンテーションセミナーの受講が義務付けられています。PDOSは、CFO(Commissions on Filipino Overseas / 海外居住フィリピン人委員会)が主催するセミナーであり、OWWA(海外労働者福祉庁)が規定する内容を海外で就労するフィリピン人に教育するために行われます。そのため、このセミナーを受講していないと、たとえ査証(ビザ)が発給されていたとしても、フィリピンを出国できなくなりますので注意が必要です。

CFOとはCFOは、フィリピン外務省、労働雇用省、貿易産業省他政府省庁の管轄下にあり、海外に住むフィリピン人と母国の間の文化的・経済的結束をより強化することを目的に設立された団体です。海外で生活するフィリピン人コミュニティとの連携、フィリピン人の地位向上や海外のフィリピン人の視点での立法機関へのアドバイスなども行っています。

PDOSの内容

PDOSでは、主に下記3分野について説明が行われます。会場は、マニラとセブの2か所で、週1回程度の頻度で開催されており、所要時間は約2時間です。ただ、最近はオンラインセミナーへの切替えが行われてきています。会場に集まっての実施か、オンラインでの実施かはその都度ご確認ください。

  1. 海外への渡航および海外で生活する際に事前に必要な書類および空港での手続きに関する説明
  2. 海外の長期滞在のために必要な労働許可書の取得、その他海外居住者の権利義務に関する説明があります。また、海外で困ったときに利用可能な支援のネットワークについてのリストが配布されます。例えば、海外のフィリピン領事館、フィリピン大使館、警察等の連絡先です。
  3. 日本の文化、習慣、生活に関してのレクチャーが行われます。

受講証明書

PDOSの受講を終えると、受講証明書が発行されます。そして、査証(ビザ)発給後、CFOによって登録シールがパスポートに貼付されます。フィリピン出国時にこの登録シールがパスポートに貼付されていないとフィリピンを出国出来ませんので注意が必要です。

重要用語[用語解説]DMW(旧 POEA)
[用語解説]MWO(旧 POLO)
[用語解説]OEC
[用語解説]PRA
[用語解説]RA / RSA
[用語解説]JO / MR

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